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国が国を救う

利他の精神の結果、一国の危機を救った話。

それは、戦後処理で日本の分割統治という危機を救ったのがスリランカ
であったという話です。

イギリスの植民時代はセイロンという名であったスリランカ。
日本の戦後処理であるサンフランシスコ講和条約に於いて日本が
分割統治されずに済んだのは、このスリランカのジャヤワルデネ代表
の演説の影響が非常に大きかったのです。
あのドイツは分割され東西のドイツになってしまいましたが、
日本は幸いにも分割されずにすみ、今日の繁栄に至っています。
日本の最大の危機ともいえる分割統治は、スリランカによって回避され
たのです。
それはなぜか。

サンフランシスコ講和条約は第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国を
はじめとする連合国の諸国と日本国との間の戦争状態を終結させるために、
締結された平和条約です。
スリランカは、この講和条約において、我が国に課された戦後賠償を
他国に先駆けて自発的に放棄し、条約締結後、世界で一番早く正式に日本と
外交関係を結びました。

日本に平和や自由を与えることは許されない、国を分割して統治すべきだ、
という議論がなされていた中で、ジャヤワルダナ代表はこう演説したのです。


====================================================================
(前略)
何故アジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望するのか。それは
我々の永年に亘る係わり合いがある故であり、アジア諸国民が日本に対して
持っていた高い尊敬の故です。『共存共栄』のスローガンが、ビルマ、イン
ドなどアジア諸国に大きな希望を与えてくれたのも日本でした。我々は損害
賠償を要求しようとは思いません。

我々は仏陀の言葉を信じているからです。「憎しみは憎しみによっては止まず、
ただ慈悲によってのみ止む」、この仏陀の言葉が人道の波を南アジア、ビルマ、
ラオス、カンボジア、タイ、インドネシアそして、セイロン(スリランカ)へ伝わり、
ヒマラヤを通ってチベット、支那 (中国)そして最後に日本へ伝わりました。
これが我々を数百年の間、共通の文化と伝統で結び付けているのです。

ここを訪れる途中日本を訪問しましたが、人々の中に、それが息づいている
のを感じました。我々は日本人に機会を与えなければいけません。私達は
日本に友情の手を差し伸べます。今日、この人類の戦争の歴史に終止符を打
ち、新しい明日へ向かって新たなページが開かれました。日本の人々と私達
とで、平和と繁栄の中で人間の尊厳と喜びを持って生き、ともに歩むことを
信じています。

そうであるから我々は、ソ連代表の云っている、日本の自由は制限されるべき
であるという見解には賛同出来ないのです。
(後略)
====================================================================


当時、スリランカは英連邦の自治領セイロンでした。力で言えば弱い一国の
この演説が、当時非常に厳しい立場にあった日本を国際復帰へと導く大きな
力になったのです。



今、隣国との間で小さな島の奪い合いがなされていますが、
これは「利他の精神」とは正反対の、自分の国さえよければよいという
「我利我利」の心です。
双方の国に多大な損害が出ていますが、正に地獄での食事風景と同じ様相を
呈しています。

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